「あーッ!!もーやぁっ!!」
午前0時。
マンションの一室にの声が響いた。
「勉強勉強勉強・・・誰か私をこの悪夢から解放して・・・!!」
机に突っ伏し、目にはうっすら涙。
はテスト勉強に打ちのめされ、もうシャープペンシルさえ握りたくないといった様子だ。
「・・・もう少しだろう?あと少し、頑張りなさい」
その向かいには、吉田の姿。
の保護者代わりの吉田は、仕事を終えてと自分、そして鈴が一緒に住む自宅へと帰宅してから付きっきりで勉強をみていたのだった。
「だって先生ぇー・・・」
「だっては言わない約束だろう?」
「うー・・・」
「さ、ここをもう一度だ。これはxをこう代入して・・・」
目の前に示される、数学の問題。
吉田の長い指が、数式の上を行き来している。
「さ、答えは?」
「・・・5?」
「その通り。良くできたね」
説明されていた問題の答えを聞かれ、恐る恐るが答える。
が正しい答えを口にして、吉田が微笑む。
「はぁあ・・・もう限界です・・・」
「少し休憩しようか」
先程と同じ様に机に突っ伏すを見て、フッと笑いその頭を撫でる。
「やっぱり私、数学の才能ないんですよ・・・」
麦茶を手にしながら、が溜め息混じりに言う。
「勉強と言うのは才能じゃないさ。現にここまで出来る様になったじゃないか」
「でもまだ全ッ然意味不明ですよー・・・先生が途中まで説明してくれるから出来るんです」
「そう言ってもらえると嬉しいね」
リビングの机を挟んで、と吉田は話を交わす。
「大体鈴はどこ行ったのよアイツは・・・テストの前だってのに」
「鈴は市村君の家に泊まり込みで勉強を教えに行ったそうだ」
「・・・頭良いもんね、何気に・・・」
もう一人この家で暮らす鈴は、同級生の市村鉄之助の家。
成績はいつも上位の鈴は、より一つ年下だが飛級をして同じ学年に在籍している。
「良いよなぁ、元が良いのは・・・」
「?どうしたんだい、珍しく元気がないね」
「・・・テストのせいでマイナス思考真っ只中です・・・何かもう、頭の中が世界の破滅っていうか・・・うわ、自分で言ってて意味不明・・・」
そう言って力なく笑う。
余程堪えている様だった。
「―――大分疲れている様だね」
「でもあと一日だし、頑張ります。約束ちゃんと、守ります」
そう言葉を切ると、体を起こして正面から吉田を見据える。
「良い子だ」
約束。
先日の三者面談の時にした、数学のテストでもう赤点を取らないと言う、約束。
必死に自分との約束を守ろうとするの姿勢に、吉田は思わず笑みを溢す。
「―――じゃあ、後で頑張ったご褒美をあげなくてはね」
「えっ、ほんとですかっ!?やったーvv」
先程までの落ち込みぶりが嘘の様に、両手を上げて子供の様に喜ぶ。
「何くれるんですかっ?」
「さぁ・・・どうしようかな?」
「ジラさないでくださいよ、せんせ――――!よっ、吉田先生っ!?」
「明日頑張れるように、おまじない・・・かな?」
クス、と笑い立ち上がる吉田。
「さ、早く寝るんだよ?折角勉強したのに、寝坊したら元も子もないからね」
「は・・・はい・・・///」
おやすみ、と言い吉田は自室へと向かう。
広いリビングには顔を赤く染めただけが残された。
「・・・ほっぺにチュー、されちゃった・・・」
その感覚を確かめるように、右手で頬に触れる。
眠れないよ、先生
「ッ・・・///」
ばさばさと勉強道具を片付けて、早足で自分の部屋に戻る。
『先生が・・・先生が・・・///』
『・・・さすがにそろそろ我慢の限界、だな』
もう
寝なければ
でも
今夜はなかなか寝付けそうにない
午前1時。
吉田家の明かりが全て消えた。
ヲワレ
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ハァーイテスト一日前のMiaデッス!!(ドン☆)エッ
アンチ勉子活動、恒例(?)のテスト直前ドリームです。(帰れ)
久々に吉田先生をば・・・「仁義なき〜」の設定ってか続きで書いてたんですが
もう設定グッチャに・・・!(笑/殴)
鉄之助とか鈴とか年齢無視でもう全員高三設定だコンチクショー!(泣)
アタイも吉田先生に勉強みてもらえたらもうちょっと頑張れるんだけどなぁ・・・(殴)
数学選択してないからもうやらなくて済むのでいくらか楽なんですが;;
激眠いです。現在午前一時半・・・。
寝ます。
勉強?放棄放棄!(撲殺)
平成壱拾六年七月壱拾参日 Mia拝。
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