「さぁ、殿」

「いやです。」















老師的個人趣味。














「やだったらやだってば!」

「何故です」


ここはグアドサラムにあるシーモアの邸宅。

そして彼の寝室。

さっきからある事を巡ってシーモアと押し問答をしています…。


そもそも何でユウナのガードを務めている私がこんな処にいるのかというと…











***数時間前。





「ねぇアーローン、少しだけで良いから休もうよ〜!!」

「駄々をこねるな、この平原を抜けるまではまだ休まん」

「ケチ!」

「(ぐっ)」


「ねぇユウナも疲れたよねっ?」

「えっ?うん、そうだね…」

「ホラ!ユウナもティーダもリュックもルールーもワッカもキマリもみ〜んな疲れたって!多数決で決定、休もうアーロンv」

「(ユウナはお前の勢いに押されて、それに他の奴らはまだ何も言ってないじゃないか…)」


「アーロンさん、せっかくだから少し休みませんか?」

「………仕方ない」

「やった〜!!(ユウナには甘いんだからv)」


マカラーニャの森を抜け、ナギ平原を進んでいて少し休憩を取ろうと腰を降ろした、その時。





「探しましたよ、殿」

「えっ…」



聞き覚えのある妙にセクシーな声に振り返るとそこには…

マカラーニャ寺院で一度殺したのにもかかわらずしぶとく復活し、
ユウナと結婚式を挙げようとしたベベルでつい先程倒したはずだった触覚が特徴の不死身な変態男(爆)、シーモア=グアドの姿が…!!




「ッ…ギャアアアアー!!!」




「ななっ何っスか!?ι」

私の悲鳴に、一番近くにいたティーダ、そして他の皆も振り返る。


「うわっ…また出た…!!」

「シーモア老師…!」

「ごきげんよう、ユウナ殿。しかし残念ですが今日は貴女ではなく殿をいただきに来たのです」

「は…?」

シーモアの唐突かつ意味不明な発言が理解できないパーティメンバー。



「えぇと…じゃあシーモアはユウナんを拐いに来たわけじゃなくって、を拐いに来たってワケぇ〜?ι」

「ええ、そうですよ」

誰一人口を開かない中恐る恐る第一声をあげたリュックに、シーモアがにこやかに答える。

それと同時に、皆の視線が一斉に私に降りかかる。




「やだやだやだ、私行かないからねっ!?」

「いえ、来ていただきますよv」

そう言うと、ガシッと腕が掴まれる。

「はっ離してよ!ちょっと何で誰も止めないの!?攻撃しないの!?ねぇ〜!!(泣)」



「行ってこい、(コイツ一人が行ってこの場が収まるなら…まぁなら何とかなるだろう)」

「さ、先にザナルカンド遺跡で待ってるねι」

「頑張るっス、…」

なら大丈夫だよ、きっと…ι」

「生きて帰ってくるのよ」

「御愁傷様だなぁ、おいι」

「心配しなくて良い。ユウナはキマリがしっかり守る」


「えっ…ちょっ…?(滝汗)」

「では、行きましょうか」

「いっ…いっ…いやぁ〜!!」

いやぁ〜いやぁいやぁ〜…(←エコー)









***そしてグアドサラム。







「帰してよシーモア…!」

「駄目ですよ…私の望みを叶えるまでは…フフフ」

「の…望み…?(嫌な予感…)」

「細かいことは言いません。殿、これを着て頂きたいのですが」

「はっ…?」


そう言って私の前に出されたのは…フリフリのメイド服(爆)


「ななな何コレぇえー!!?」

「見ての通り、メイド服です」

「な、何でこんなモノがこんなトコに…」

「御心配なく、私の趣味です」

「(趣味!?)」

変態だ変態だとは思ってたけど、まさかここまでイっちゃってる人だとは思わなかった…。


「さぁ、殿」

「いやです。」

「そんな事を仰らず…これを着た貴女の姿を納めるために、最新の映像スフィアも用意したのですよ?」

「用意すなンなモン!!」

サイドテーブルの上に置かれた最新式映像スフィア(そんなもんあるのか?)を、シーモアに向かってブン投げる。

「クス、女性なのですからもう少ししとやかにしていてもバチは当たらないでしょう…」

投げつけられたスフィアを見事キャッチしたシーモアが、ベッド際にいる私の方に歩み寄る。


「なっ…何よ…」

後ろに退がるも、ベッドが邪魔をして逃げ場がない。

シーモアが目の前まで来たと思うと、いきなりベッドに押し倒され、口付けられる。

「んっ…」

抵抗しようとしても、シーモアの手が私の体をしっかり捕えていて動くこともできない。

何度も角度を変えて、深く深く口腔内を犯していく。

「ふ…」

だんだん自分でも体が反応していくのがわかる。

次第にシーモアの指が腰のあたりに添えられ、ようやく離れた唇も首筋をつたっていく。

ヤバイ―――ヤバイ!!



「っとストップ!!///」

私はありったけの力を込めて、シーモアを突き飛ばした。

「これ以上されたくなければ先程の服を着てください、殿?」

にっこりと笑顔で言うが、その笑顔の裏には有無を言わさぬ威圧感を感じる。

奴は本気だ。

「それとこれとは話別…」

「ああ、もしかしてあの服がお気に召さなかったのですか?」

「え」



「私は一番あれが好きだったのですが…」

急にベッドから降り、クローゼットの方へ歩いていくシーモア。

「仕方ありません、この際こっちでも構いませんよ」

ガチャっと開けたクローゼットの中には…

「はっ…!?」

ナース服、セーラー服、婦警服、レースクイーン、スチュワーデス、バニーガール、OL制服、
果ては猫耳カチューシャまで…とにかく、王道コスプレ服の山、山、山…



「なぁーにぃー!!??」



…その日グアドサラムには、ザナルカンド遺跡まで届くほどのの叫び声が響いたという。















†††ヲワレ。














おまけ。


「もう少し視線を上げてください?」

「う…///」

深夜のシーモアの部屋では、衣装を着るか純潔を捨てるかの究極の選択を迫られた
渋々衣装を着る方を選び、コスプレ衣装を取っ替え引っ替えさせながら満足そうにシャッターをきる老師の姿が。


「流石です、殿…体操服もよく似合う…」

「んな事言われても嬉しくないっ!いつまでやってんのよこんな事!!///」

「あぁ、次は髪を掻き上げるポーズでお願いします」

「人の話を聞け〜っ!!お願いだから皆の所へ帰して…(涙)」

「泣きそうな表情も良いですね…vとても萌えますよ、殿」

の懇願もシーモアの変態心を煽るだけで、自室撮影会はその後も朝まで続いたとか…。





……今度こそヲワレ。

















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水麗ちゃんに捧げの、老師でした・・・ゲフン!

リク通りになれてないでしょうが・・・ごめんなさ、アタイにはコレが限界です。。(汗)

リク有難うでした、水ちゃんvv

2004,mia