「ただいまー」

か?」

「先生!ただいまデス」

「ああ」

「アレ?ピノコちゃんは・・・」










私が学校から帰ると、居間には本を読む先生の姿。

でもそこには、いつも私の「ただいま」の声に「おかえんなちゃい!」と元気に反応する声と、

先生の周りで忙しそうに動き回る小さな姿がない。










「ピノコなら友達と遊んでくると言って出かけていったよ」

「あぁ、あのシャなんとか君とかいう・・・でもなんか、ピノコちゃんがいないと静かというか寂しいというか・・・」

「そうか?」

「先生も内心複雑なんじゃない?せっかく手塩にかけて育てたピノコが他の男に〜、って」

「バカな事を・・・全く、俺をからかうなよ」










冗談混じりにそう言うと、先生は呆れたように笑って本を閉じた。










「・・・じゃあ、ちょっとくらいいいよね」

「ん?」










聞こえるか聞こえないかのギリギリの音量で呟いて、鞄を床におろす。

そして一歩、二歩進んで・・・










「せーんせっvv」

「っ!?何だ、一体・・・」










先生が座っているソファの肘掛けと先生の膝の間あたりに横向きに腰を下ろし、

首に腕をまわして先生の胸にぴったり寄り添う。

そうしたら先生は思った通りちょっとだけ驚いた顔をして。

それからすぐに膝の上にあった本をテーブルの上によけた。










「えっへへ〜v」

「まったく・・・」










そう言いながらも、先生は左腕をしっかり私の背中にまわしてくれる。

外気にさらされて冷えた体温が、一気に上がるように感じた。










「たまには、甘えたっていいでしょ?」

「たまに、か?」

「・・・いや?」

「どうかな」

「ひどっ!!」










悪戯っぽく笑う先生に、私も少し安心して笑い返す。

(だってほんとに嫌がられてたら、ショックだもん)










「今日はずっと家にいたの?」

「ああ。呼び出しも来客も全てお断り。久々の休日さ」

「どうせなら、日曜にすれば良かったのに・・・」

「え?」










お休みなら平日じゃなくたって、日曜だって良いじゃない。

そしたら・・・先生と一緒に一日中過ごせたのにさ。










「別にぃ」

「しょうのない奴だな」

「なっ、何よ!!」










そう言って私の頭を撫で、ククッと笑いだす先生。

どうやら私の言いたかったことがわかったらしい。

もう、何も笑うことないじゃん!










「またそうやって、子供扱いするんだから」

「そんなつもりはないんだがな、つい――――」

「何がついよ、もう」

「いや、いいさ」










済まん済まんと言いながらも、顔が笑ってますよ、ブラック・ジャック先生?

そりゃあ確かに子供っぽいと思うわよ、自分でも。

けどさ。

やっぱり好きな人の前では一人の女性としていたいじゃない。

だけど恋人同士になってからも相変わらず先生は、私の事を子供扱い。










「どーせ色気なんてないし、童顔だし」

「誰もそんな事は言ってないだろう?」

「じゃあ私セクシー?キレイ?」















「可愛いよ」















「・・・っ」



・・・私の目をまっすぐ見てかけられた言葉に、一気に赤面してしまった。

ふいうちだ、そんなの。

私は真っ赤になってるのに、先生は相変わらずなんでもない、って顔して。

たった一言で舞い上がってる私は、やっぱりまだまだ子供なのかな。










「ん?どうしたんだ、?」

「・・・わかってるくせに。」

「何をだい?」

「いじわるっていうんだよ、それ」

「よく言うじゃないか?好きな相手ほどいじめたくなる、ってな」

「・・・負けました」

「じゃあ大人しく座ってろ」

「ん――――――――――」










先生がフッと笑って言ったかと思うと、唇に柔らかい感触を感じた。

体温も、鼓動も、さっきの比じゃないくらいに高くなる。

それでも感じる時間はゆっくり流れて、キスは甘さを増していく。










「っ、はぁ・・・」

「おまえを静かにさせるにはこれが一番だからな」

「・・・知らないっ」




















甘い甘いキスの味は

夕日射す海を臨む家でふたりきり

味わっても味わっても、もっと甘くなるだけ

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あとがき≠言い訳
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相変わらずの駄文リスト(ハジケリストの応用形)Miaですコーンバーンワー(死)

今日の先生も素敵でしたね!(今日はマンデー)

微笑み死にそうでした私!(そのまま死んでくれ!)

なのにこの駄文・・・こんなの先生じゃなーいー(T□T)・・・

甘々目指したけど玉砕(いつもの事)ごめんなさい・・・orz

先生の膝の上に乗りたいです。(あなたの体重じゃ先生の膝が潰れますMiaさん)

甘えたい・・・甘やかされたい・・・( 絶 対 無 理 )

なんかかっこだらけだ・・・自分突っ込み激しいのはいつもの事なので勘弁してください。。鬱


04/11/08 Mia拝。

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