「先生、寒いー・・・」

「・・・」










 
H o l d  m e  t i g h t , d a r l i n g











何度目かの、と眠る夜。

(と言っても、ただ同じベッドで眠るだけだが)

甘えたが、俺の腕に両手を巻きつけてぴったりと寄り添ってきた。

・・・パジャマという薄い布越しに、

下着を取り払ったの柔らかい胸が・・・当たる。


が“恋人”と呼ばれる存在になってからも、まだ純粋なが大切過ぎて

俺は何度もその衝動を抑えて彼女を抱くことはしなかった。

かと言って、一人で処理する事もしていなかったし・・・

           要するに俺は今、溜まっているわけだ。





「少し、離れないか?」

「先生は寒くないの?」

「・・・」

「ねぇ聞いてる?先生ってば」





より一層、俺の腕に強くしがみついてくる

わかってやっているのか、わかっていないのか・・・

(十中八苦、わかってはいないのだろうけれど)

俺の今までの我慢を、全部無駄にしてしまう気なのかい?おまえさんは・・・





「・・・俺にも、理性の限界ってもんがあるんだけどな?」

「・・・え?」





が言葉の意味を理解しようとした瞬間、俺は彼女の唇に深く口付けた。

突然のキスには戸惑いながらも、小さな舌を絡めて応えようとする。

・・・そんな事をするから、俺はますます歯止めが利かなくなるんだぞ         





「っは、先生ぇ・・・っ?」

・・・済まない、もう        我慢出来そうにない」





そう短く言うと、俺はの上にまたがってその首筋に唇を寄せる。

いくつかの赤い痕をつけながら、ゆっくりとその滑らかな肌を味わう。

俺はから香る微かな入浴剤の匂いに誘われて、

パジャマの下に隠れている彼女の胸に手を伸ばした。





「ひぁっ・・・せ、せんせ       !?」

「・・・        嫌、か・・・?」

「っ・・・」





まだキスをしただけなのに、身体に触れただけなのに

涙目になって、俺を見上げる

そんな顔をされたら、微かに残っていた理性すらいっぺんに吹き飛んでしまうだろう・・・?


少しの沈黙。

まっすぐ見つめた俺の視線から目をそらせないでいる彼女は、

今にも消え入りそうな声で・・・だが確かに、こう言った。





「いやじゃ、ないよ・・・                 

          っ、・・・」

「ふ、ぁっ・・・」





その言葉が、合図。

俺の中のスイッチが完全に切り替わり、

の柔らかい胸を揉みしだいていく。

恐らく、初めてなのだろう。

違う個所に触れるたびに、違う刺激を与えるたびにあがる、の嬌声。

その合間にも、何度も何度も深く口付ける。

の口の端から、飲み込みきれなかった唾液が零れる。

その全てが、俺の欲望を掻き立てた。





         っ、や、先生!?」





もう蜜が溢れ出している、の秘所。

人差し指を一本差し込むと、ゆっくりとだが受け入れてくれた。

時間をかけて、指をゆっくりと出し入れする。

まだは少し痛いらしく、その顔を歪めていた。





「や・・・だ、せんせ         

「慣らしておかないと、後で辛いぞ」

「でも、変な感じ        っ、ひぁっ!!」





しばらく続ける内に、段々と表情も苦痛から快楽に変わってくる

声のトーンも高く、甘い。

押し寄せてくる初めての快楽に、どう対応して良いかわからないらしい。

唇を噛みながら、その小さな手でシーツを掴んでいた。





「声出せよ、               大丈夫、ピノコの部屋までは聞こえないさ」

「やぁっ、そ・・・な事、言わないでぇっ・・・っ、あ       





指の数を、一本増やす。

先程よりも楽にの秘所に納まり、今度はバラバラと動かしの反応を楽しんだ。

涙目になりながら、嬌声をあげる

声を抑える余裕もなくなったらしく、その声はますます俺をその気にさせる。





「聞こえるかい?             おまえさんの厭らしい水音が、ね」

「っ・・・先生の馬鹿ぁっ・・・!!」





ぐちゅり、ぐちゅりとわざとに聞こえるように音を立ててみると、

は俺の期待通りに更に顔を赤らめて言葉を紡いだ。

・・・俺は“S”の気はないつもりだが、を見るとつい、苛めてやりたくなる。

支配するのではなく、そのの反応が見たいから                 





「っ、せん・・・せ・・・?」

、そろそろ・・・いいか?」





愛撫を始めて、結構な時間が経っている。

俺自身、限界だった。

早くが欲しくて、堪らなかった。





「・・・ん」

「・・・」





が小さく頷いたのを見ると、俺は無言で自分で着ていたパジャマの上を脱いだ。

カーテンの隙間から漏れた月明かりが、傷跡だらけの俺の身体を映し出す。


・・・そしての目が、俺を捉えた。





「気味が悪い、だろ             ?」





少し自嘲気味に笑った。

別に、今更傷跡を気にしている訳ではない。

ただ、何人もの人間が気味悪がって近づかなかったこの傷跡を、

こうしての前に晒したのは初めてだったから。





「怖い・・・か?」

「・・・」





押し黙る

無理もないだろう。

実に答えづらい質問をしてしまった事に、俺は少し後悔した。





「・・・済まない、忘れてくれ」

「っ・・・怖く、ないよ?」

「!」

「私も同じ・・・だから」





そう言うとは自分のパジャマのボタンを外し、俺の手を自分の胸の真ん中へ持っていった。

指を掴んで、鎖骨の下あたりから臍の上までをなぞらせる。


・・・そこにははっきりと、手術の痕があった。





「私も昔、手術した事あるんだよ」

「心臓?」

「そう。先天性の心房中核欠損症、だって」

「そうか・・・」





生まれつき心臓の右心房と左心房の間の壁や血管に穴が開いている心臓疾患だ。

手術してしまったのなら、もうほとんど日常生活に支障はないはずだが。

俺がそんな事を考えていると、は少し笑って話を続けた。





「私、手術の痕って勲章だと思うの」

「勲、章・・・?」

「ん。自分頑張った、っていう。」

「・・・」

「それにね、この痕って他の誰にもない自分だけのものなんだよ?

 それってすっごい、オリジナリティーだと思わない?」





そう言って、柔らかく微笑む

勲章・・・そんな考え方をしたのは初めてだった。





「だから、先生はすっごい頑張ったんだと思う。

 どんなに他の人が怖がっても、私にはすごく魅力的だよ?

 ・・・それに、私は先生が好きだから          そんなのあってもなくても、関係ないの」

「・・・





自然に、俺はに口付けていた。

・・・全てが、愛しかった。





「・・・せんせ・・・続き、しよ・・・?」

「そうだね・・・、愛してるぜ               

「っア              ん・・・私もだよ・・・」





月並みな、台詞。

だけど必要なのは、気の利いた台詞ではなく

“愛する”という感情そのものであると、わかっているから。





 * * *





「っあぁ、やぁん・・・っ」

「ッ・・・・・・」

「せ・・・せ、駄目、もう私っ・・・」





熱いの中を、何度も突き上げる。

俺の背中にしっかりと腕を回したは、揺さぶられる度に何度も嬌声をあげて俺を呼んだ。

そして限界を訴える

もう焦らす気はなく、俺は更に激しくを責めた。





「っ・・・先生、先生ぇっ              !」

            っく・・・!」





が達したその締め付けで、俺も欲望をの中に吐き出した。

ぐったりと気を失ったは、そのまま俺の腕の中に倒れこんでしまう。





・・・済まない              





少し無理をさせ過ぎてしまったと後悔して、聞こえているはずもないにそう呟いた。

まだ繋がったままの身体は、熱を帯びていて。

汗で額に貼りついた前髪を指で離してやり、もう一度だけキスをした。
















終われ・・・。

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新年一発目の夢が裏で・・・・・・しかもこんな意味不明な裏で・・・・・・

本ッ当に済みません・・・・・・・・・・・・・・・・・!!!!!!!!!(土下座・・・!!)

本気でキモいわ自分・・・あああああごめんなさいごめんなさい!!!(泣)

しかも終わり方が滅茶苦茶じゃ・・・orz

心房中核欠損症とか、もう設定無茶苦茶こいてすみません・・・!;;

ぶっちゃけわたしが心房中核欠損症(長・・・)なのです(KI・MO・I)

途中でちょこっと書いた症状は多分そんなんだったかと。(自分のだろうがアフォオオオ!!)

自分にもあるからか、自分好きになるキャラに傷跡のある人が多いです。笑←殴

ていうかただのエロにするつもりだったのに(それもどうかと)後半微妙にシリアスに・・・汗

ここまで読んでくださったさま、ほんっとうに有難う御座いました・・・!!


05.01.04 Mia

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